導入事例

2024ラスト枠!IT導入補助金インボイス枠を活用したDX化推進したい中小企業向けのノウハウ

IT導入補助金について
IT導入補助金についてコラム

IT導入補助金は3つの種類、インボイスには2種類

  • 通常枠
    自社の課題にあったITツールを導入し、業務効率化・売上アップをサポート
  • インボイス枠(インボイス対応類型)
    インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、PC・ハードウェア等を導入し労働生産性の向上をサポート
  • インボイス枠(電子取引類型)
    インボイス制度に対応した受発注システムを商流単位で導入する企業を支援
  • セキュリティ対策推進枠
    サイバー攻撃の増加に伴う潜在的なリスクに対処するため、サイバーインシデントに関する様々なリスク低減策を支援

 

今回はその三種類のうち、インボイス枠
インボイス枠(インボイス対応類型)

にフォーカスしていきます。

 

インボイス枠では補助率4/5~2/3、最大350万円が補助金として受給可能に!

インボイス枠(インボイス対応類型)

導入する会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフトの経費の一部を補助することにより、インボイス制度に対応した企業間取引のデジタル化を推進することを目的としています。

インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフトで受けられる金額ズバリ

1機能のソフトで50万円
2機能以上で最大で350万円

 

補助率 補助額
中小企業は3/4以内
小規模事業者は4/5以内
50万円以下

(会計・受発注・決済のうち1機能以上を有することが機能要件)

2/3以内 50万円超〜350万円以下

  • 補助額50万円超の際の補助率は、補助額のうち50万円以下については3/4(小規模事業者は4/5)、50万円超については2/3
  • 会計・受発注・決済のうち2機能以上を有することが機能要件

PCやタブレットもソフトウェアと一緒にすることでIT導入補助金の対象に含めることが可能です。

 

PC・ハードウェア等

補助対象 補助率 補助額
PC・タブレット等 1/2以内 10万円以下
レジ・券売機等 20万円以下

 

IT導入補助金貰える金額シミュレーション

1機能ソフトウェア2年分の場合(受発注ソフトウェア)

補助対象のソフトウェア経費が652,000円
IT導入補助金と差し引きで実質負担は163,000円

補助率 補助対象経費 補助申請可能額 実質負担金
補助率
3/4
652,000 489,000
合計 652,000 489,000 163,000

 

1機能ソフトウェア2年分、ハードウェア120,000円の場合(受発注ソフトウェア)

補助対象のソフトウェア経費が700,000円
ハードウェア120,000円
IT導入補助金と差し引きで実質負担は260,000円

補助率 補助対象経費 補助申請可能額 実質負担金
補助率3/4 700,000 500,000
補助率1/2(PC・タブレット等) 120,000 60,000
合計 820,000 560,000 260,000

1機能ソフトウェア2年分、ハードウェア120,000円、レジ発券機120,000円の場合(受発注ソフトウェア)

補助率 補助対象経費 補助申請可能額 実質負担金
補助率3/4 450,000 337,500
補助率1/2(PC・タブレット等) 120,000 60,000
補助率1/2(レジ・券売機) 120,000 60,000
合計 690,000 457,500 232,500

2機能ソフトウェア2年分、ハードウェア120,000円(受発注ソフトウェア・会計・財務ソフトウェア)

こちらはソフトウェアが2機能なので、50万円を超えてきています。
インボイス対応類型(50万円超)、ハードウェア要件該当(PC・タブレット等)で申請が可能です。

補助率 補助対象経費 補助申請可能額 実質負担金
補助率3/4 666,667 500,000
補助率2/3 33,333 22,222
補助率1/2(PC・タブレット等) 120,000 60,000
合計 820,000 582,222 237,778

 

スプレッドオフィスを導入した場合の補助金額

10ユーザー、2年間のスプレッドオフィス利用料で換算しています。

その場合、652,000円の利用料(二年分)そのうち、50万円のIT導入補助金の対象となります。

実質負担金額は152,000円となります。

インボイス枠の補助額イメージ

IT導入補助金パッケージになる仕組み

PCなども含められますがDX化のソフトウェアは必須
ハードウェアのみの申請は不可です。

IT導入補助金インボイス補助対象

出典:「インボイス枠(インボイス対応類型)」(https://it-shien.smrj.go.jp/applicant/subsidy/digitalbase/)より抜粋

インボイス型IT導入補助金申請で必要な3つの事前準備

  1. gBizIDプライム」アカウントの取得
  2. SECURITY ACTIONの「一つ星」または「二つ星」の宣言
  3. みらデジ経営チェック」の実施等

書類を整える前に、するべき準備は3つあります。
これは支援業者を決める前から行うことが出来るので早めの準備をお勧めします。

各手続きについての詳細はこちらのページを参照してください。

IT導入補助金2024ラストチャンスをわかりやすく解説!2025年の動向に注目
インボイス枠IT導入補助金ラストチャンスのお知らせ 2024年最後のIT導入補助金の申請日程は 受付期間:2024年9月20日(金)9:30~2024年10月15日(火)17:00(予定) 交付決定日:2024年11月22日(金)(予...

IT導入支援事業者、ITツールを選択する

IT導入補助金の業者やツールを選ぶことのできるサイトがあります。

こちらでは、通常枠、インボイス枠など選択することが可能です。
IT導入ツールや、IT導入支援業者を選択し、選ぶ参考にすることが出来ます。

 

インボイス枠 ITツール

 

インボイス対応類型ではインボイス制度に対応した会計ソフト」「受発注ソフト」「決済ソフト」が対象となっています。

また、その導入費、クラウドの場合は最大で2年分が計上できます。
(それ以外の機能を持つソフトウェアはインボイス枠には入りません)

2024年度では、「ECソフト」は対象外です

インボイス枠では機能数が重要な要素

インボイスのソフトが1機能のみの場合は、最大補助額が50万円

  • 会計財務/受発注ソフトから1つずつを組み合わせて導入する場合は最大350万円の補助額が支給されます。

インボイス制度に対応するためにはいずれの機能も必要となるので、組合わせの導入を検討してください。

 

組み合わせての申請が可能な場合は、補助金額もアップ!

2024 IT導入補助金の採択率(な、なんと90%超え)

驚異の90%越えの採択率がIT導入補助金インボイス枠の特徴です。

弊社スプレッドオフィスでは100%の採択率で推移しています

公募回 申請数 交付決定数 採択率
1次 1,607 1,531 約95%
2次 1,548 1,457 約94%
3次 2,061 1,944 約94%
4次 2,061 1,957 約94%
5次 2,830 2,666 約94%
6次 2,196 2,076 約94%
7次 3,151 2,924 約92%
8次 2,408 2,269 約94%

 

IT導入補助金インボイス枠 丸わかりQ&A

Q
どんなソフトウェアが対象ですか?
A

スプレッドオフィスは受発注ソフトウェア1機能で対象
補助額の最大は50万円です。
自社製品・他社製品問わず、ソフトウェアの申請が可能です。
参考:スプレッドオフィスIT導入補助金ページ

Q
過去にIT導入補助金に申請していますが、新たに申請可能ですか?
A

IT導入補助金をもらえるのは1回のみになります。
ただし、不採択になった場合は、同年度内なら何度でも再申請が可能です。
また、インボイス枠、通常枠の併用も可能となりますのでまずはお問い合わせください。

Q
ハードウェアのみの申請は出来ますか?
A

ハードウェアのみの申請は出来ません。
ソフトウェアとセットでのハードウェアの申請が可能です。

Q
リースは対象ですか?
A

リースは対象となりません。

 

 

Q&Aは随時更新中

ご質問はお気軽にどうぞ!

 

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