今日は、パソコンがまだ不慣れな方、初心者の方向けにパソコン用語について見ていこうと思います。用語の意味を知っているだけで、情報が頭に入りやすくなりますし、仕事への理解度も深まります。以下、20項目をご紹介します。
①インターネット
世界中に繋がることができる情報通信のネットワークのことです。現在、世界各国の人々とはパソコン・インターネットを使えば、その国に行かなくても、即座に繋がることができる時代となりました。国際的な関わりが、瞬時にできるようになったわけです。「国際的」という言葉を英語にすると、internationalという言葉になりますが、このinter-の部分には個々であるものを相互につなぐという意味を持ちます。そのため、インターネットとはinternet、つまり世界中のネットワークを繋いているネットワークという意味になります。実質的な言葉で表現するならば、世界中にある複数のネットワークを相互に接続してできている巨大なネットワーク、ということになります。
②ストレージ
ストレージというのは、貯蔵とか保管の意味があり、情報を保存する場所のことです。ハードディスクやSSDなどもストレージですし、USBメモリーやDVDもストレージに含まれます。
③Windows
Windowsとは、Microsoft社が開発・販売しているOSのことです。パソコンは様々な部品で構成されていますが、実際にパソコンとして機能をするのはこのOSが動きだすことから始まります。
④Mac
Macとは、Apple社が開発・販売しているOSのことで、グラフィックスの処理を得意としています。DTPやマルチメディア、医療など様々な分野で幅広く利用されています。
⑤ブラウザ
ブラウザとは、一般的にはホームページを見るためのソフトのことを言います。ブラウザには種類があり、Microsoft Edge、Internet Explorer、Google Chrome、Mozilla Firefox、Safariなどがあります。
⑥アイコン
ファイルの内容やソフトウェアの用途、機能などを図や絵柄で表しているものの総称です。文字による説明に比べて理解しやすいので、国籍や年齢を問わず使いやすいと言えます。
⑦フォルダ
WindowsやMacのOSでプログラム、ファイルなどを保存しておく入れ物のことをいいます。フォルダは「入れ物」のような役割で、沢山の写真や書類がデスクトップ上に散らばっている状態だと使いたい時に困りますよね。そんな時、分かりやすいように「写真」「書類」という各フォルダを作って分類、そこに保管することができます。
⑧OS
OSとはOperating Systemの略で、コンピュータを動かすためのソフトウェアです。コンピュータ全体を管理し、このキーを押したらこういう動作をする、ある一定時間が経ったら、電気が消えるなど、OSで管理されているのです。
⑨スペック
パソコンの機能・性能のことです。パソコンがどんなパーツから構成されているのか、という事です。特に価格や性能を左右するものは、OS、HDD、メモリ、CPUと言えるでしょう。パソコンを買う時には、自分がどんな目的でパソコンを必要としているのか?によって必要なスペックが決まってくるので知識として持っておきましょう!
⑩ダウンロード
インターネット上に存在するファイルを、自分のパソコンのハードディスク内に転送することを言います。「落とす」という表現をすることもあります。ダウンロードとは逆に、自分のパソコンからファイルをインターネット上に転送することをアップロードと言います。
⑪インストール
インストールとはプログラムをパソコンに追加して、利用できるようにする環境設定の作業のことです。ダウンロードしたソフトをインストールして使えるようにするというイメージです。また、インストールをしたプログラムを削除することをアンインストールといいます。
⑫メモリー
メモリーは英語で記憶のことですが、パソコンで言うメモリーは記憶装置になります。CPUでは膨大な計算が行われていますが、一時的に記憶させて CPUと高速にやりとりする「メインメモリー」を指します。
⑬タスクバー
通常は、Windowsのデスクトップ画面の下に表示されているものが「タスクバー」となっています。起動中のアプリがまとめてある場所のことです。Macの場合、「Dock」と呼ばれるものがタスクバーにあたります。
⑭ショートカットキー
キーボード上の複数のキーを同時に組み合わせて押すことでアプリケーションの操作を行うことです。例えば、マウスの右クリックで表示される「切り取り」「ペースト」などの作業をキーを押すだけで操作できるので、作業の効率化を図りやすいという利点があります。
⑮デバイス
デバイスはパソコンに繋がっている部品や機器のことです。CPUやメモリーもデバイスですし、マウスやキーボードもデバイスに含まれます。
⑯デスクトップ
パソコンの電源を入れて現れる最初の画面のことです。デスクトップ(desktop)、机の上という意味を暗喩して表現しています。私たちがよく使う書類や文房具を机の上に並べて置くように、パソコンを使用する際によく使うアプリケーションやドキュメントなどにすぐにアクセスすることができるアイコンをデスクトップに並べて置くことができます。
⑰Word
Microsoft社が販売しているオフィスソフトの一つで、文書作成や資料作成など、パソコンで文書を作成するソフトウェアのことです。ワードは文章を作成するための多くの機能を備えているので、文書作成がとても楽に完成させることができます。
⑱Excel
Wordと同じく、Microsoft社が販売しているオフィスソフトの一つで、計算をすることに特化しており、様々な計算式を使う事によって、簡単に答えが出せるようになっています。
また、計算した内容をグラフにすることもできます。
⑲CSV形式
CSVとは、Comma Separated Valueの略で、Comma(カンマ)で Separated (区切った)Value(値)です。データベースなどで、各項目のデータをカンマで区切ったテキスト形式のファイルのことです。拡張式が「.csv」となっています。バラバラに文字や数字が並ぶので見えにくいのですが、それをExcelに変換してみることもできます。ファイルサイズが小さいため、アプリやシステムでの取り扱いが簡単なため、アプリやシステム間のデータ連携に利用されています。
⑳Wi-Fi
「Wi-Fi」は「ワイファイ」と読みます。「Wireless Fidelity」を略した用語です。パソコンやテレビ、スマホ、タブレット、ゲーム機などの機器を、無線(ワイヤレス)でLANに接続できる技術のことです。Wi-Fi(無線LAN)は、邪魔なケーブルが減るのですっきりしますし、電波が届く場所なら家中どこでもインターネットを接続出来るようになります。
いかがでしたでしょうか。パソコンをこれから始める方や、使っているけれど用語の説明はできない方のお役に立てればと思います。パソコン用語はカタカナや覚えづらい言葉も多いですが、意味が理解できれば難しくないものです。まずは、基本的な用語から覚えてパソコンに慣れていきましょう!